当院案内
院長挨拶
小路内科医院 院長 小路眞護
皆様、こんにちは。院長の小路眞護(ショウジシンゴ)です。当院は、半世紀以上に亘って、大分県中津市にて、『田舎のかかりつけ医』として地域医療を行っており、特に初代院長(小路東)の専門であった高血圧や心臓病などの循環器内科疾患や、二代目院長であります小医が専門とする糖尿病や甲状腺疾患などの内分泌・代謝内科疾患の診断・治療に力を入れてまいりました。現在、循環器疾患に関しましては、中津市立中津市民病院循環器科と密に連携を取ることで、診療強化に努めており、その他の疾患に関しましても、当院との協力病院であります中津市民病院(小医は同院共同利用登録医であります)、川嶌整形外科病院、中津脳神経外科病院と連携強化に努めております。
さて我が国日本は、短期間で他の先進諸国とも比較できない程の超高齢社会(65歳以上の人口の総人口に占める割合が21%以上)となっていることは皆様周知の事と存じます。健康な高齢者が増えることは大変喜ばしいことですが、実情を申しますと決してその様な状況ではないようです。2013年における日本人の平均寿命は、男性が80.21歳、女性が86.61歳ですが、健康寿命(健康上の問題がなく日常生活を普通に送れる年齢)は、男性が70.42歳、女性が73.62歳となっており、その差、つまりは介護など人の手助けが必要となる期間が、男性が9.13年、女性が12.68年となっております。65歳以上の方々の「要介護の原因となった疾病」は、「脳血管疾患」、「高齢による衰弱」、「転倒・骨折」などが多く、介護予防、つまり日常生活を誰の手助けもいらないで普通に送れる期間を延ばすには、疾病予防・治療とは別の観点から地域医療を行うことも我が国の現状を考慮すると必須の事と思います。
そこで当院では、老化(加齢による身体の機能的な衰え)に着目し、特に老化の最たる原因であります生活習慣(運動や食事)の乱れ(喫煙や肥満・痩せ)に重点をおいた指導を行っております。また、筋肉や骨の衰え(骨粗鬆症など)に対する予防・早期発見・治療にも力を入れております。具体的には、糖尿病などの原因疾患の治療と共に、老化リスクファクターの改善を目的に、医師や管理栄養士による食事指導とスポーツドクター・健康スポーツ医による運動指導を中心とし、現在科学的に老化予防に効果的であるとされているお薬の処方を行っております。またその一環として、禁煙外来や骨粗鬆症外来といった特別外来を設けております。
一般内科(感冒・頭痛・腹痛・下痢など)や中津市特定健診・高齢者健診の受診、各種予防接種も承っておりますので、お気軽にご相談下さい。
院長略歴
小路 眞護(ショウジ シンゴ)昭和38年9月15日生
昭和63年3月 | 久留米大学医学部卒業 |
---|---|
平成5年3月 | 久留米大学大学院医学研究科終了 医学博士 |
平成5年4月 | 久留米大学医学部内分泌代謝内科学 助手 久留米大学医学部生理学 助手 |
平成5年9月〜平成7年9月 | 米国テキサス大学医学部 留学 |
平成12年11月〜平成18年3月 | 久留米大学医学部内分泌代謝内科学 講師 |
平成16年8月〜平成18年7月 | 大牟田市立総合病院内分泌代謝科 部長 |
平成17年2月〜平成18年7月 | 大牟田市立総合病院栄養科 部長(兼務) |
平成19年6月〜 | 医療法人高徳純眞会 小路内科医院 理事長・院長 |
平成22年4月〜 | 中津市医師会 理事 |
平成30年4月〜 | 中津市医師会 副会長 |
令和2年6月〜 | 中津市医師会 会長 |
現在に至る |
所属学会 | 日本内科学会(認定内科医) 日本内分泌学会(内分泌代謝科専門医) 日本糖尿病学会(糖尿病専門医) |
---|---|
その他の認定 | 日本医師会認定産業医 日本医師会認定健康スポーツ医 日本スポーツ協会認定スポーツドクター 小児慢性特定疾病指定医 難病指定医 身体障害福祉法15条指定医(心臓) 中津市介護保険指定医 大分オレンジドクター(もの忘れ・認知症相談医) 中津市立中津市民病院 共同利用登録医 |